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社長メッセージ

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2007年3月期決算発表を終えて

世界最高品質のコンテンツ/サービスを提供する会社として継続的に成長していきたい

昨年は市場の拡大に対応するため開発体制の強化に着手しました。

和田
 ゲームソフト市場は、地域的にも、ユーザー層的にも、まだ拡張期にあります。この市場成長をこれまで以上に享受するために、開発体制を変更しました。昨年、さまざまなゲームソフト開発に適用できる技術を全社の共有資産として基盤化し、さらに、技術・表現手法の進化に併せて磨きをかけるため、研究開発部という新しい部門を設置しました。トコトン最先端のゲームを追求するという基本姿勢を変えるつもりはありませんが、ゲーム市場の多様性に迅速に対応するには共同研究開発のカルチャーも必要になります。

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他業界とのアライアンスの面では、松下電器産業、学習研究社、ゼイヴェルなどがありますが、これからの戦略は。

和田
 さらに提携の輪を広げていこうと常にアライアンス先を模索しています。ネットワーク環境の進展で、社会全体の仕組みが急激に変化しようとしています。他の業種・業態がどのような新しいことにチャレンジしようとしているのかをウオッチしながら、世界を視野に入れたコラボレーションができればと願っています。ネットでつながった新世界に国境は存在しませんし、ユーザーも、年齢、性別、国籍など従来の枠組みで捉えることに、ほとんど意味がなくなってきています。産学連携も、重要なアプローチの手法として興味を持っています。

現在の事業別セグメントは、ゲーム、オンラインゲーム、モバイル・コンテンツ、出版、AM等、その他ですが、今後は変化しそうですか。

和田
 3年、5年先を考えると、違うセグメントの切り方が必要になるかも知れませんね。ユーザーのライフスタイル別でセグメント情報を提供する試みもおもしろいでしょう。 多様なライフスタイルと嗜好を持ったユーザーに向けて、チャレンジ精神を忘れず、世界最高品質のコンテンツ/サービスを提供する会社として継続的に成長していきたいと思っています。

最後になりますが、5月23日の決算説明会では、2011年3月期決算の大きな目標として、「経常利益500億円」を掲げました。

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和田
 ゲーム事業などの、スクウェア・エニックスの事業セグメントで250億から350億円、タイトーのAM等事業で50億から150億円、合計で500億円の経常利益という目標を掲げました。当社は、2004年4月の設立から4年目で成長の第2ステージに入りました。これからは、大台を変えていくという大きなチャレンジの達成を目指していきます。




(聞き手:ジャーナリスト 磯部元志)
取材日:2007年5月23日

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