「面白い」の正解はひとつじゃない。
あらゆる道筋をたどりながら
「面白い」を形にする。
出版事業本部 第一コミック編集ディビジョン 
河合 光葉(2017年新卒入社)
私の仕事
私は入社以来、WEBコミック誌の『ガンガンONLINE』の漫画編集者として、複数の作品を担当しています。これまでWEB連載のコミックを担当してきましたが、作品作りにおいて特別WEB発表であることを意識したことはありません。作家さんと漫画の内容を話し合って互いに意見をすり合わせ、作家さんより提出された原稿等に対してアドバイスをしたり、WEBや紙を通して読者の方に読まれる状態まで編集していくのが、基本的な漫画編集者の仕事です。
また、漫画編集の世界では、面白い作品を作れるかどうかがすべてです。「面白い」への道筋はひとつではなく、あらゆる手法をもって「面白い」にたどり着けばいいという、厳しくも自由な世界です。作家さんが描きたいものと読者のニーズとのバランスをとり、私自身も「面白い」を追求しながら、作家さんが描きたいものに対して全力でサポートをして形にすることを心がけています。
仕事の醍醐味
作家さんとの打ち合わせや提出物の確認がメインとなるので、作品になる前の漫画を誰よりも早く読むことができるのは、編集者の醍醐味です。打ち合わせですでに物語の内容を知っているにもかかわらず、上がってきたネームを読んで、とんでもなく心を動かされることもあります。私の想像を超えてくれたときには、「こんなに良いものを読ませてくれてありがとう」という気持ちになりますね。
一日のスケジュール例
始業・連絡ツールのチェック 出社をする際には、デスクの上に編集部の回覧物や印刷会社からの出稿物が届いているため、まずはそれらのチェックを行います。
また、メールなどの連絡ツールに届いたメッセージを確認します。作家さんによって連絡ツールは使い分けますが、現在はSkypeなどでやりとりをすることが多くなっています。さまざまな連絡事項に対して、優先順位をつけながら一つずつ返答や対応していきます。
定例ミーティング 週に一度、『ガンガンONLINE』の運営に関する全体的なミーティングを実施しています。また、協業会社を交えて、数値のチェックを行うこともあります。
昼休憩
ネーム・原稿チェック 作家さんから送られてきた漫画のネームや原稿を確認します。編集者にもよりますが、ネームや原稿を見る時間は1日の中でもっとも多くの割合を占めます。ネームや原稿をもとに作家さんと相談し、一番面白い形で読者に提供できるようにサポートしていくことが編集者の腕の見せどころです。
作家さんと打ち合わせ 直接会うか電話のいずれかで、作家さんと修正の内容を相談します。編集者も必死で思考回路を働かせ、修正とフィードバックを繰り返しながら、作家さんと「面白い」を形にしていきます。
グッズ・WEBバナーの監修 担当作品のグッズが発売される場合、他部署からの依頼に対してグッズの監修を行います。近年増えているWEBバナー広告の監修も担当編集者が行っています。
終業
私は幼い頃から漫画が好きでした。私のように漫画が好きで、漫画に関わる仕事に就きたいと考える人は少なくないと思いますが、漫画に関わるだけなら編集者以外の選択肢もあるはずです。この仕事を志すならば、なぜ漫画の編集者でなければならないのか、突き詰めて考えてみてください。それに答えが出れば、自然と編集者への道が開けるはずです。
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