ストーリー&キャラクター

星神を裏切った罪で追放された神「ファイアブリンガー」。邪神は彗星となり還ってくる。鎮まっていた冥魔達も暴れ始め、世界は危機に陥る。星神は一人の男に力を授ける。彼は人々を率い邪神と戦う帝国を打ち立てる。冥魔は地下へと押し戻され、邪神の星は彼方へと去った。その後も邪神の星が還ってくる度に、戦いは繰り返された。読星台は星の声を聴き、騎士団が冥魔を迎え撃った。七度目の襲来で遂に、邪神の星は砕け散った。降り注ぐ流星は、1000年に渡る戦いに勝利した帝国を祝福する花火のようだった。邪神が消滅すれば、帝国も不要になる。支配を続ける帝国に対して、各地で反乱が起きる。それは皇帝の息子達による内乱へと繋がる。混乱の中、帝国はあっけなく瓦解した。今や、帝国時代を知る者もほとんどいなくなった。各地に勢力が乱立し、混乱は続いている。旧帝国貴族、読星台の騎士団、各地の部族、そして冥魔達。争いの中、新たな危機に目を向ける者など、存在しなかった。だが時代は主人公を用意する。新しい時代の新しい主人公を。

ウルピナ

旧帝国四将軍家の一つ、剣将軍ユラニウス家の娘。母親を早くに亡くし、父と兄の前では甘えっ娘だが、ユラニウス家の将来を想う、しっかりとした一面も持っている。帝国再興のため父が出陣。その留守に起きた変事が、ウルピナの運命を一変させる。

ウルピナ

バルマンテ

弓将軍家の拠点コハン城の法定処刑人。執政シグフレイの恐怖政治の下、多くの政治家、軍人、一般市民が死刑を命じられ、彼の巨大な斧の下に身を晒した。だが、最後にはシグフレイ自身が処刑されることになる。七度甦るという言葉を残して…

バルマンテ

タリア

小さな工房を営む陶芸家。若い頃は各地を旅し、情熱的な日々を送っていたが、今は心静かに創作に打ち込んでいる。ある朝、焼き上がった作品に意図せぬ歪みが生じていた。歪む原因を求め旅立った、彼女の眼前に現れたのは…

タリア

レオナルド

辺境の農民。近所の悪ガキ達と散々悪さをしてきたが、三年前から突然、祖父の農場を手伝い始めた。「いい加減大人にならないとな」。理由はそれだけ。祖父亡き今、彼は一人で農場に立っている。そこに現れた女の一言が彼を冒険に導く。「アイ・ハヌムへ」

レオナルド