デーモン・ハンターは、さまざまな遠距離武器を扱い、地獄より現れし敵を処刑する冷酷な自警団員です。人間界にはびこる怪物たちの息の根を一瞬で止める、弓、強力なワナ、矢や弾丸を駆使し、危険から遠く離れた位置に身構えて敵を狙います。

敵を一掃する弾丸や矢を雨のように降らせ、時宜を得て爆発する爆弾を駆使するデーモン・ハンターは、1ヶ所にかたまっている複数の敵に大ダメージを与えるのが得意です。また、攻撃の精度がきわめて高いため、遠くにいる強力な敵に効果的にダメージを与えることもできます。重要なターゲットを狙撃したり、接近してくる敵に強烈な一撃をあびせながら退却したりする戦術が有効
です。

反面、遠距離攻撃に特化しているため、近接攻撃用の武器の扱いは苦手です。このため、追い詰められたり包囲されたりした場合、ピンチに陥りやすくなります。戦いを生き延びるには、武器のみに頼るのではなく、地面を転がったりジャンプしたりして攻撃をかわすスキルや、敵の体の一部を狙い、動きを遅くしたり行動の自由を奪ったりする攻撃を使いこなすことが、きわめて重要になります。

デーモン・ハンターを名乗る者たちは、いかなる民族にも国家にも属さず、忠誠を誓う王も持ちません。彼らは地獄の怪物どもの犠牲となった人びとの生き残り、いわば残響にすぎないのです。悪魔たちに故郷を焼かれ、家族を殺され、傷つき難民となった者たちの大半は、生きる意志を失います。しかしわずかながら、死者を葬り、団結し、復しゅうを誓う者たちもいるのです。

こうしたハンターたちの数は、少数にとどまります。しかし彼らは、1人でも救えばそれだけ人間の世界は救われるという希望を胸に、悪魔たちを追跡し、追い詰めます。悪魔狩りを終えて眠りにつくとき、ハンターたちの大半は、いまだに悪夢にうなされます。血のこびりついた爪と、みずからが流した血の海に溺れる男女たち… そこに彼らが見るのは、自分がデーモン・ハンターとなるきっかけとなった恐怖の光景です。

目覚めたデーモン・ハンターたちの目に映る景色は、その悪夢と大差はありません。しかし、現在の彼らはついに、報復をする力を手に入れました。

デーモン・ハンターたちが勝利を夢みることはありません。ましてや平和など、もってのほかです。それでも彼らが悪魔狩りを続けるのは、それ以外に道はないからなのです。

デーモン・ハンターは、ほかのクラスでは扱うことのできない武器と戦術の組み合わせを駆使し、悪魔たちをねじ伏せます。彼らが熟練しているハンド・クロスボウは、装てんと連射速度の速い遠距離武器で、悪魔たちに無数の矢を容赦なく打ち込むことができます。デーモン・ハンターはハンド・クロスボウの扱いにきわめて長けているため、両手1本ずつ装備することもできます。2本のクロスボウを同時に使えば、飛ばせる矢の本数は2倍になり、よりすばやく敵を倒すことができます。

駆け出しのデーモン・ハンターは、軽くて柔軟性に富んだレザーアーマーで手首と首を保護し、フードで顔を隠して暗闇に身をひそめます。ただし、これだけでは日光から身を守る程度の効果しか期待できません。

一方、やや改良されたよろいには、体にフィットするよう入念に設計されたプレートが装着されています。こうしたよろいは上質な素材を使用していて、実用主義を徹底しているデーモン・ハンターでさえ、脚のプレートやマントにささやかな装飾をほどこしたものを身につけます。

さらに強力なよろいには、かぎ爪や登山用のスパイクがついています。顔の部分にはフェイスプレートも備わっていますが、視力の優れたデーモン・ハンターたちは、こうした装備で急所を覆った状態でも、完全な視界を確保できます。また、こうしたタイプのよろいには、おびただしい数の矢や装置などを仕込むことができます。