魔法に熟練し、鋼鉄の武勇を備えたアイレーナの資質は、その若さにそぐわぬように思われますが、彼女の出自にまつわる真実がすべてを説明づけています。

遠い昔、魔術師氏族戦争の時代に生を受けたアイレーナは、当時「予言者の手」という名で知られた女魔術師の秘密組織に属していました。この組織の指導者で、名前の由来でもある予言者が、1500年後に起きる大災害を予知すると、アイレーナは仲間の女魔術師たちとともに、みずからの命をかけてその悲劇を食い止めることを誓います。彼女たちの誓いは本物で、予言者は全団員を魔法の眠りにつかせ、大災害のときまで生き延びるよう取りはからいました。

それから長い年月が過ぎ、不吉な前兆に混乱する時代に目を覚ましたアイレーナは、みずからの記憶にある姿からすっかり変貌をとげた世界を目の当たりにします。しかも仲間の団員たちは全員死に絶え、予言者の姿はどこにもありませんでした。

このような衝撃的な状況下でも、アイレーナの決意が揺らぐことはありません。彼女は新たな時代を救うすべを見つけるべく、みずからの身をささげたのです。はたしてアイレーナの比類なき魔力は、プレイヤーを助け、サンクチュアリから悪魔を駆逐する鍵となりえるのでしょうか。

戦闘ではおもに杖などの魔法道具を用いて呪文を唱え、敵の注意をそらしたり、味方を保護したりといった遠距離支援を行います。アイレーナの幻影魔法は敵に大ダメージを与えるものではなく、相手の心をゆがめる効果を持ちます。アイレーナが用いる独特な道具(眼球の形をした護符や鏡など、水晶占いや催眠術などに関連する魔力の触媒)は、彼女がかつて所属した組織が傾倒していた古代神秘主義の名残で、アイレーナの能力を効果的に増幅します。

初期装備は、カルディウムに近い砂漠地方に育ったアイレーナの出自を思わせる軽装です。防御面では大きな効果はないものの、動きを妨げない装備です。

経験を積むと、肩当て、厚手のサバトン、首を保護する襟など、比較的防御力の高い装備を身につけられるようになります。

さらに強力な敵を相手にするようになると、鋼鉄のガントレットや専用の鎧を身につけるようになります。予言者の戦闘装備に身を包んだアイレーナは、悪魔を壊滅させる宿命を負っています。