争いの絶えない地では、日和見主義者が食いはぐれることはまずありません。天界と地獄界の板挟みとなった世界にはごろつきや放とう者があふれており、リンドンは間違いなく、そのいずれにも当てはまる人物です。

近年は各地を転々としながら、土地の住人をペテンにかけたり、女たちを口説いたり、油断している者から金や酒を巻き上げたりと、めまぐるしい日々を送ってきました。投獄されるリスクや武装した衛兵怖さに、盗人暮らしをあきらめるリンドンではありません。

魅力的な外見とあからさまに身勝手な性格を備えた男が、絶え間なく襲いくる残忍な悪魔や凶暴な獣たちとの戦いに身をささげるなどというのは、柄にもない振る舞いに思われます。リンドンという人物には、ただ酒と女と富を渇望するだけではない何かがあるに違いありません。

戦闘では、獣やカルト教団員などの敵に近づくことなく戦える、遠距離武器を使用します。(そういった敵に真っ向から挑んでゆくのはプレイヤーの役目なのです…。)敵にすばやく矢を打ち込んで動きの自由を奪ったり、足止めしたり、単体の敵に中程度のダメージを与えたりするほか、イカサマ用のサイコロや隠し袋など、機転と運で生き抜いてきた彼の人生を物語る、特殊な装備も備えています。こうしたアイテムの数々は、戦闘中にリンドンの能力を向上し、場合によっては彼がため込んでいる宝石や装身具よりも大きな効果を発揮します。

初期の旅装は戦闘向きというより、2階の窓から忍び込みやすいよう、体を軽くすることを目的にしたもので、大した防御力は備えていません。

装備が上質になるにつれ、目つぶし粉を入れる袋や無数の隠しポケットが付き、襟のデザインもしゃれたものになってゆきます。

最終的に、悪魔退治に従事していることを隠しだてしなくなってくると、巨大な矢筒を堂々と2つ携え、余生を送るに十分なほどの財産をつぎ込んだ、複雑な装飾付きの肩用装備を身につけるようになります。