零(イリーガルナンバー・ゼロ)

「零」が付く家系を指す。「精神干渉魔法と記憶の相互変換」の研究に由来する家系と言われているが、正確な出自は不明。零家の魔法は、禁忌とされる「精神構造干渉」として扱われてきたため、数字付き(ナンバーズ)には含まれなかった。しかし、その能力の有用さから完全に無視することも出来ず、例外的に「零」が与えられた。

C.A.R.D(Casting amplify Recapture Deck:術式増幅再現起動式)

零家の能力によって構築された起動式の一種。通称カード。<br>零家の者はカードを知覚することができるが、物質として存在するわけではない。<br>稀に、零家以外にもカードを知覚できる者がいる。

想子(サイオン)

心霊現象の次元に属する非物質粒子で、認識や思考結果を記録する情報粒子。<br>魔法を発動するときはCADに想子を流し込んで起動式を受け取り、これを元に魔法式を構築する。ちなみに零家が構築するカードも起動式のひとつである。

エイドス(個別情報体)

サイオンで構成された事象に付随する情報体。現実世界における全ての事象は、このエイドスに記録されている。零家は、対象者の強い感情や記憶を、エイドスを遡って読み取り、個人個人によって異なる起動式をカスタマイズする。

術師増幅(マギカ・ブースター)

零家(プレイヤー)の魔法、及びその能力を指す。対称者の強い感情や記憶を鍵にして、潜在的な能力を底上げする起動式を生成する。この魔法の使用には、対象者との間に信頼関係が必要。「絆を深めれば深めるほど強くなる」と言われるゆえんである。

現在の零家

現在、零家と呼ばれている一族は、「零乃(ぜろの」「零式(ぜろしき)」「零宮(ぜろのみや)」の三家。その正確な存在は公式には認められていないが、表向きには魔法師を補佐する能力に特化した「零家」として通っている。

零式行列(マイナスパレード)

外見はおろか、性格や記憶、使える魔法まで模倣できると言われている偽装魔法。<br>使用時は、感情の起伏が激しくコピー元の本人よりも攻撃的で残忍な性格になりやすい。

DERE(Dependable Effect Raising Efficiency:デレ状態)

信頼関係が「増幅」する効率を表わす数値。0%~100%で表現される。

人工魔法演算領域化実験

5年前に零式家が魔法師として役に立たない者に行った実験。先天的に「記憶領域」を「魔法演算領域」として使えない者に、強制的に零の能力を植え付ける精神改造手術であったが、失敗に終わる。