Story

Prologue

星神を裏切った罪で追放された神
「ファイアブリンガー」

邪神は彗星となり還ってくる。
鎮まっていた冥魔達も暴れ始め、世界は危機に陥る。

星神は一人の男に力を授ける。
彼は人々を率い「ファイアブリンガー」と戦う帝国を
打ち立てる。
冥魔は地下へと押し戻され、邪神の星は彼方へと去った。

その後も邪神の星は、150年毎に還ってくる。
時代時代の皇帝が「ファイアブリンガー」と
冥魔達を迎え撃った。
準備に怠りなく楽々と邪神を撃ち破る皇帝もあれば、
油断の果てに世界を滅亡の淵に追い込んだ皇帝もいた。

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七度目の襲来で遂に、邪神の星は砕け散った。
1000年に渡る戦いに終止符が打たれたのだ。
人々は平和の訪れに歓喜した。
「ファイアブリンガー」の破片は地上に降り注ぎ、
それは人間と星神の勝利を祝う花火のようであった。

「ファイアブリンガー」が消滅すれば、帝国も不要になる。
支配を続ける帝国に対して、各地で反乱が起きる。
それは皇帝の息子達による内乱へと繋がる。
混乱の中、「ファイアブリンガー」を倒した英雄である
皇帝が暗殺され、帝国はあっけなく瓦解した。

それから70余年。
帝国時代を知る者もほとんどいなくなった。
世界の混乱は続いていた。
新たな危機が迫っていることに気が付く者など、
存在しなかった。

だが時代は主人公を用意する。
新しい時代の新しい主人公を。

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