株式会社スクウェア・エニックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:松田 洋祐、以下当社)は、国立大学法人東京藝術大学(本部:東京都台東区、学長:澤 和樹)が開催する、ゲームを芸術として捉えた仮想学科の展覧会「東京藝術大学ゲーム学科(仮)「第0年次」展」に、産学協同の取り組みとして当社グループのクリエイターが協力します。
■「東京藝術大学ゲーム学科(仮)「第0年次」展 」とは
「東京藝術大学にゲーム学科ができたら」という仮定の元に、東京藝術大学大学院映像研究科修了生の中から選出された5人のディレクターが、ゲーム学科の「第0年次」の研究生となり、制作した5つのゲーム作品を成果発表会として展示いたします。5人のディレクターはゲームを“表現”として捉え、ゲームの概念や可能性を広げることを目指し、約6ヶ月をかけてコンテンツ制作に挑みました。展覧会では、完成した作品を実際に見て触れることができます。
【開催概要】
● 名称:「東京藝術大学ゲーム学科(仮)「第0年次」展」成果発表会
● 日時:2018年11月3日(土)、4日(日)11:00-18:00
● 場所:東京藝術大学 上野キャンパス アート&サイエンス棟1Fおよび4F
● 料金:入場無料
● 主催:東京藝術大学大学院映像研究科
● 共催:東京藝術大学COI拠点
● 協力:株式会社スクウェア・エニックス、株式会社Luminous Productions
■「ファイナルファンタジーXV」制作に携わったクリエイターが協力
展覧会の実施にあたり、産学協同の試みとして「ファイナルファンタジーXV」の制作を手掛けた、当社関連会社である株式会社Luminous Productionsのクリエイターたちが、選出された5人のディレクターたちのメンターとして作品制作に協力しています。
また、東京藝術大学では11月以降、同校学生を対象として、上野キャンパスで講義「芸術と情報」(ゲームコース全4回シリーズ)が行われます。これらの講義に当社ならびに株式会社Luminous Productionsのクリエイターが講師として協力、ゲームの体系的な教育を行います。
東京藝術大学と当社グループとの産学協同の取り組みは、2017年に始まり今年で2年目となります。2017年には、ゲームと芸術に垣根はあるのか、そしてゲームとは何か、などについて考え、「アニメーションからゲームを作る(Animation to Game)」をテーマとして学生達が制作したアニメーション作品から選ばれた7作品をゲームとして制作する試みを実施しました。当社グループは今後も産学協同の取り組みを継続的に推進し、新しい表現の可能性を追求していくとともに、日本のコンテンツ産業の発展、発信力の向上に貢献してまいります。
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