『ファイナルファンタジー』には沢山のことを教えて貰って生きてきましたが、その音楽だけでもまだまだこんなに学べるなんて！　これからは話す前に「これを言葉にするにはどうしよう」と考えて、言葉の美しさをもっと意識して話していけたらと思いました。

高橋愛

楽しかったです。ストーリーをお話していただきながら音楽を聴き、高橋さん、かてぃんさんの考えが合わさっていくというのはまさにポリフォニック（多声音楽的）でしたね。自分だけで閉じるのではなく、人と話すからこそもっと上に行けるのだと感じました。いい機会をいただきました。

小沼純一

音楽に限らず、「感じていること」は「言葉」と100%の一致はしないと思っています。それでも感じたものについて話す＝言語化する過程で、無意識下にある自分の感情やモヤモヤしていたものの正体が理解できるのではないでしょうか。貴重な経験でしたし、すごく楽しかったです。

かてぃん／角野隼斗

今回、いち音楽家、いちゲーマーとして、スクエニのゲーム音楽を解説・演奏させて頂きまして、改めて、スクエニのゲーム音楽が、いかにゲームを楽しむために力を添えているか、その奥深さとありがたさを痛感致しました。
ゲームの演出を助けているにもかかわらず、ゲームを離れて、純粋に音楽としても楽しめるその魅力は、もはや、ひとつの音楽文化の到達点と言えると思いました。
今後、もっともっとスクエニゲームの音楽がプロのミュージシャンによって生演奏されていって欲しいと心から思います！

清塚信也

まるで夜空の中に入り込んだような、幻想的な空間の中でのトークライブ。
しかも谷岡さんのピアノだけの特別なアレンジで「カゼノネ」フルバージョン。「星月夜」ではピアノの美しい音色にじ〜んとしちゃいました。まだまだ歌いたかったけれど、あっという間に収録は終了。
ゲームの世界に入り込んだような、夢のような幸せな時間でした。
またぜひ生で聴いてもらえたらと思っています。

Yae

皆さん、ライブ楽しんでいただけましたでしょうか？
17年という月日の先に、まさかこんな素敵な時間が待っているとは思いませんでした。
メドレーは、あれもこれもという自分の気持ちを抑えながら、なんとか選んだ曲たちです。
Yaeさんとカゼノネや星月夜を演奏できて、本当に嬉しかったなあ…。
皆さんのFFCCの思い出に、今宵のライブも加えて頂ける事を心から願っています。
ご覧頂き、本当にありがとうございました。

谷岡久美

photo by Yutaka Nakamura

小さな頃からビデオゲーム好きだった僕にとって、ゲームで流れるBGMはレコードやCDよりも早く出会った「音楽」であり「作品」です。場面場面を演出するツールでありながら単体で聴いてもわくわくする、そして長時間聴いていても飽きない不思議な魅力があり、どんな古い曲でもフィールドや対峙した敵や効果音まで一瞬で蘇ってきます。リミックスやアレンジ、今回のようなDJなど様々な形で関わってきましたが、いつかオリジナルのゲーム音楽に携わるのが夢の一つになっています。

RAM RIDER