ミヤビ=ブラックガーデン CV.入野自由 主人公。林業の村で普通に暮らしていた……はずだったが、幼い邪神のアルマに懐かれてしまった少年。人懐っこく何にでも首を突っ込む体質。神格技巧の移譲時にエラーが生じたのか、本来なら破壊にしか使えない力を創造に転化するところが目撃されている。
【神角技巧】 爆撃機ルシフェルホーン 巨大な爆撃機の形をした神角技巧。元々はメビウスが所有していたものだが、作中でミヤビが譲り受けることになる。基本的に無人で動く機体で、爆撃機内部のラボにて作られる航空爆弾は先端を邪神の角から抽出したエネルギーで被覆した貫通弾で、機体の下部にある照射機で狙いを定めて爆弾またはミサイルを撃ち込むことが可能。直撃すれば同レベルの神角技巧の装甲ですら貫いて最深部の角を爆破するほどの力を持つ。
アルマ CV.尾崎由香 孵化した際の刷り込みで、ミヤビを親とみなしている邪神の幼体。一応邪神のはしくれなのだが、非力、温度差に弱い等、まさかの虚弱体質。人間と邪神に意思疎通できる貴重な存在でもあるが、成長した邪神とは異なり、形態が安定せず、日によって姿形が変わる。
メビウス=エントランス CV.中村悠一 各国要人が公にできないトラブル処理を秘密裡に行う専門職、フィクサーの最大手。その実力は、個人で神角技巧を保有するというデタラメ加減も解る。周囲からの期待に反して、悠々自適のセカンドライフを満喫するべく、本人はさっさと引退したい。
アリシア=ブルーフォレスト CV.水瀬いのり ミヤビが幼いころからの知り合いの、ブルーフォレスト氏族と呼ばれるエルフの一員。エルフの中でも人懐っこい性格で、邪神の幼体アルマにいたく興味を持っている。なお、首からさげたラジオ型の「賢者の石」は、趣味である錬金術で作ったもの。
ヘレン=クロックギア CV.花澤香菜 邪神であるアルマと、それを従えるミヤビの動向を監視するため、首都から派遣されてきた共和国の役人。……なのだが、個人としては無邪気に懐いてくるミヤビやアルマを受け入れつつある。危機管理から邪神であるアルマの取り扱いについては少々うるさい。
セリーナ=ボーデンバーグ CV.竹達彩奈 強大な財力を持つボーデンバーグ商会の一人娘。お金で何でも解決できる、という教育を受けてきたためか、本人もかなり高飛車。商会の要である神角技巧を任されるほどの実力もあり、自分以上の実力者でなければ結婚相手としては認めないと豪語しているとか。
【神角技巧】 装甲列車シュバルツシュッツェ 全長数百メートル、全高20メートルにも及ぶ、巨大列車型の神角技巧。全体を分厚い装甲版で覆い、列車でありながら、錬金術により鋼のレールをリアルタイムで敷くことで、どこまでも自由に移動が可能。また、オリハルコンなどの超硬金属の砲弾を好きなだけ量産できるため、弾切れの心配は一切ない。金さえあればどんなものでも手に入るというボーデンバーグ商会の力の象徴とも言える。
エリザ=シリバーストーム CV.芽野愛衣 工廠王国の中でも精鋭とされる選抜騎士『ホワイトセイズ』の一員で、神角技巧・アイシクルブレットとの相性から、同機の指揮を任されている程の実力者。性格そのものは実直だが、逆に言えば融通が利かない。
【神角技巧】 雪上橇アイシクルブレット 全長50メートルにも及ぶ、氷をまとった巨大なソリ型の神角技巧。標的を凍結させる魔法の砲弾を浴びせて身動きを封じた上で、巨大ソリ自身を使って踏み潰すという、えげつない戦法を得意とする。実際には派手な攻撃よりも、獲物の次の動きを予測して魔法の砲弾を当てる『狙い』の方がやっかいで、この予言じみた『狙い』から逃れる事は不可能と言われている。なお、ソリではあるものの、斜面を駆け上がる事も可能。