物語のカギを握る「ニックス」と「ルナフレーナ」を演じるのは、「綾野 剛」さんと「忽那 汐里」さんに決定

綾野 剛
ニックス役綾野(あやの) 剛( ごう)さん
2003年に俳優デビュー。数々のドラマや映画へ出演。 忽那さんと同じく日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。 2014年には主演映画『そこのみにて光輝く』で第69回毎日映画コンクールなど数々の主演男優賞を授賞。2016年はNYアジア映画祭にてライジング・スター賞を授賞するなど活躍し続けている。
ルナフレーナ役忽那(くつな) 汐里( しおり)さん
忽那 汐里
2007年に『3年B組金八先生』でデビュー。2013年、日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。最近では、ホウ・シャオシェン監督『黒衣の刺客』、日本トルコ合作『海難1890』。2016年はウェイン・ワン監督『女が眠る時』で第66回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品されるなど、国際派女優としても活躍している。
綾野 剛さん コメント

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声優は“初挑戦”だったので「自分に務まるのか」という思いがあり ました。
しかし、FINAL FANTASYが大好きなので、いちファンとして本作に関われるなんてこの先で一生ないと思い、恐縮ながら受けさせていただきました。
関係者の皆さんとコミュニケーションを取りながらキャラを創っていくというのは、映画やドラマでもよくありますが、表情や感情に合わせてキャラを創っていくという難しさを感じました。それと同時に、声優の凄みを感じました。
やり遂げられたのは、FINAL FANTASYが大好きだからこそという点もあったと思います。僕らの年代ってFINAL FANTASYで色々なことが形成されたと思うんです。もはや血や骨みたいなものです。
ゲームをプレイするとき、僕は感情移入してやります。「自分が旅に出てるんだ」と。この想いはファンの方なら理解してくれると思うんですが、そうでない方からすれば「なに言ってんだ」ってなりますね(笑)。

FINAL FANTASYを家で見るのではなく映画館で見るということはまずないことだと思います。
友情・憂い・悲しみなどの様々な感情や、誰かを守りたい、何かを成したい、未来へ繋げたいという気持ちは、綺麗事かもしれないけど、大切なことだと思います。
そうした意思が本作には表現されています。そこを皆様には体感していただきたいです。

忽那 汐里さん
コメント

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この話を頂いた時、声だけの長編作品は経験がなかったし、「ゲームの映画化」という点に対しても、非常に興味が湧きました。
映像をはじめてみた時、見た目だけでなく、髪の毛の揺れや洋服の動きなど、違和感を探すほうが難しいくらいものすごい作品だなと思いました。
私の演じたルナフレーナは、お姫様で、控えめで、強さもあって。自分の信念や使命は貫き通すというキャラクターだなと感じました。
セリフは、普段絶対に使わないセリフばかりなので、見ている方に対して丁寧な伝え方ができるように心がけました。

FINAL FANTASYを実際にしたことがあってもなくても、すぐ本作の世界に惹きこまれ、1つの映像作品として楽しむことができるはずです。
ファンの方にとっては、懐かしいキャラクターが出てきたりしてビビッと感じることもあると思います。ぜひ公開を楽しみにしていて下さい。

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