血砂荒野のほぼ中央に位置する城塞都市。
ブラスの地下には、様々な文明の遺跡が折り重なるように存在し、かつては遺跡の街として有名であった。
21年前の『ブラスの戦い』において陥落の憂き目に立たされた中、たまたま街に滞在していた旅の錬金術師デバコフの活躍で見事ザレル軍を撃退した。
ザレル打倒に燃えるクランブルス政府は、この快挙に喜び、衰退していた錬金学に多大な援助と支援をし、錬金の街として生まれ変わった。
不毛な血砂荒野のただ中にあって、ブラスの郭内は錬金の力で創られた水と緑にあふれ、旅人や交易商のオアシス的な存在にもなっている。