DUNGEON ENCOUNTERS

「ダンジョンエンカウンターズ」は、シンプルなゲームデザインを突き詰めたダンジョン探索RPGです。プリミティブな設計思想に基づいて、ビジュアル表現や演出は抑えられており、ゲームシステムそのものの面白さを体験いただけます。
アビリティを駆使してダンジョンを探索していくと、16進数で示される様々なイベントに遭遇。バトルもこのイベントに含まれ、一癖も二癖もある敵とのスリリングな戦闘が展開します。深い階層まで進むには試行錯誤を繰り返す必要があり、その過程で、主体的に考えることの楽しさを味わえるのが、本作最大の魅力です。
また、マップの踏破自体もゲームの主目的のひとつ。ダンジョン内には、珍しいアイテム、取り残されてしまった仲間、出現率の低い敵なども存在し、それらを探し求めるコレクション要素も充実しています。そして、数多くの困難を乗り越えた先に、最深部でプレイヤーを待ち受けるものとは……。
本作では、一般的なRPGでは別々の要素とされる「アイテムの入手」「HP回復」「アビリティの付け替え」「武器屋」「防具屋」などもマップ上の「イベント」として存在し、白い番号で表示されています。同様に、敵とのバトルもマップ上に存在し、アビリティ「バトル番号表示」をセットすると、黒い番号で可視化されます。これらのイベントは、条件を満たせば、メニュー画面の各「ブック」からいつでも参照でき、ダンジョン攻略の手助けとなるかもしれません。
本作のバトルでは、「FINAL FANTASY」シリーズでおなじみの「アクティブ・タイム・バトル(ATB)」システムを採用。各キャラクターの素早さに基づいて、リアルタイム*で敵味方の攻防が行われます。このシステムそのものの考案者がディレクターを務めているため、高度に研ぎ澄まされたアクティブ・タイム・バトルをお楽しみいただけるのも本作の特徴です。(※コマンド選択時には時間が止まる「ウェイト」設定も可能)
本作のマップは、縦横のグリッドで区切られた正方形のマスで構成されており、画面左上に現在地の座標が表示されています。1階層すべてのマスを踏破するごとに「アビリティポイント」を獲得できるので、積極的にマップの踏破を狙った方が良いでしょう。ただし、深い階層では、マス自体が隠されていたり、トラップが仕掛けられていたりするため、慎重に進む必要があります。

CHARACTER キャラクター

DUNGEON ENCOUNTERS /
ダンジョンエンカウンターズ

プラットフォーム: PlayStation®4/Nintendo Switch™/Steam®(いずれもダウンロード販売のみ)
ジャンル: ダンジョン探索RPG
プレイ人数: 1人
発売日: 2021年10月14日(木)
※Steam版は2021年10月15日(金)配信
希望小売価格: 3,520円(税込)
CERO: A(全年齢対象)
開発会社: 株式会社キャトルコール
プロデューサー: 加藤弘彰 メッセージ
ディレクター: 伊藤裕之 メッセージ
キャラクターデザイン: 伊藤龍馬 メッセージ
ミュージックディレクター: 植松伸夫 メッセージ
ナンガパル
何処かに「願いの叶う部屋」があるという。
人生をかけて探し続け、
最後に辿り着いたのがこのダンジョンだった。
はたしてここに、彼の目的となる部屋は存在しているのだろうか。
セスパーレ
校長のゲイシャブランはアカデミーの前で呆然としていた彼女を介抱した。
短期的と医者の診断ではあったが、記憶を取り戻すことはなかった。
ゲイシャブランは治療に努める彼女を呼び止め告げた。
「君は今日からセスパーレだ」
「ダンジョンに私の過去があるかもしれない」
話した彼女の目には涙が滲んでいた。
ゲイシャブラン
アカデミー校長。
先の戦争で幼かった娘を亡くした。
「もう少し成長していれば、
 逃げることも教えることができたのに」と悔やんだ。
強い思いからアカデミーを創設、
これまでにも何人もの生徒が戦士となって卒業していった。
そして自分が戦う時がきたと悟ったのだった。
ルエンゾ
ントレヤナを追いかけて、新たな戦場へ辿り着いた。
長旅で癒えた傷が、肉体をより強靭なそれへと変貌させていた。
「預けられた命、この命は自分のためではなく、残された故郷のために捧げる覚悟だ」
そう誓う彼の手には形見の「足の生えた黒い石」が握られていた。
ラウラギ
「兄のものです」
記者から受け取った腕輪は第7次討伐隊の全滅を意味していた。
あの兄がやすやすと死ぬはずはない。
きっとどこかで私がくるのを待っているに違いない。
そして、そっと腕輪に腕を通すのだった。
メイナサル
とにかく金が必要だ、
家には自称アーティストの旦那とまだ幼い双子がいた。
求人情報誌で訪ねた店はつぶれていた。
肩を落とし家路につく彼女の目にポスターがとまった。
『魔獣討伐高収入』
背に腹は替えられない!
着ないよりはマシですと、汚れた服を渡された。
これRPGのやつじゃん!
エルバ
数年前、
王立研究所は辺境の調査遺跡から重要な歴史的発見をした。
それは数万年前に絶滅したとされた「獣人」の完全体だった。
研究所は再生実験をしているだの、
教会が介入しただの噂が絶えなかった。
突然研究所は閉鎖され、
やがて獣人が逃げ出した噂も薄れていったのだった。
シュローツェ
引きこもっているのは、代々軍人の家に育ち、
将来を属望された反動だったのだろうか。
魔獣の群れの襲撃は、その状況を一変させた。
両親を失い、妹も失った。
唯一の理解者、大切にしていたシマアカモズの亡骸を見つけた。
ジュンガ
使用人。
働きに出ている家で不当な扱いを受け、
いつしか復讐の炎があがった。
武器という武器を集めたが、
目的が武器集めに変わっていったのだった。
「もっと強い武器が欲しい」
ダンジョン奥深くに眠る伝説の武器を求め
アカデミーの門をたたいたのだった。
ロードピーク
アカデミーに現れたその老人は、伝説の戦士ロードピークだった。
だが、先の戦争にて英雄となった彼も歳には勝てなかった。
老いぼれていく自身を羞恥したのか、
長年人々の前から姿を消していた。
グレシア
母親は娘をつれて都会の病院を訪ねた。
そこでも彼女の虚言癖の原因はつきとめられなかった。
「私はバルトロと話をしたの、きっとまた会えるって」
「私はバルトロと宝探しに行く約束をしたの、
それは大切なものなの」
信じることでしか愛を与えられないと悟った翌朝、
娘グレシアの姿はどこにもなかった。
マカリー
ヘッドギアを装着し、
バーチャルなゲーム世界へと飛び込んだつもりだった。
しかし、眼前にあったのは時空を超えてアクセスしてしまったリアルバトルの世界だった。
彼はこれがゲームではないことに気付いていなかった。
死んでしまったら元の世界へは戻れないことすら知らなかった。
イルベルト
彼女の興味をひいたのは、
ダンジョンに残された謎の暗号メッセージだった。
王室御用達のフルクブラットの記者としては恰好のネタだった。
自ら従軍記者と名乗り討伐隊に帯同、
仲間とはぐれ体力は消耗していった。
はたして彼女は脱出することができるのだろうか!?
ナプルヌ
山に埋められたところを発見したのは祖父の愛犬だった。
必要とされなかった命、
そのエンディングを再び地中に求めるのだろうか。
フラウ
仕事を求めアカデミーを訪ねたジョラスは、入り口で足を止めた。
誰を待とうというのか、一匹の野良犬がいた。
鞄からパンを取り出し、差し出した。
「お前なのか。フラウ」
その犬の眼差しは不治の病に倒れた双子の弟のそれだった。
ホクガク
「この世に生きる理由なし」と主を失ったホクガクだった。
眼前に広がる海には絶望という名の波が打ち寄せていた。
ガレオン船で目覚めた彼を待ち受けていたのは探検家ホープだった。
「これからは私のために働くがよい」
再び主のできたホクガクは異国の地へと向かったのだった。
モデナリ
多数の命を奪った疫病の原因を押し付けられ収監された。
彼女に告げられた刑期は3000年だった。
脱出トンネルはついに貫通したが、
バランスを失い暗闇に吸い込まれていった。
気が付いたその場所もまた監獄と同様の暗闇の中だった。
ジョラス
弟の分までと、勉学に励み優秀な大学を卒業し、
一流企業に就職した。
順風満帆な生活を送っていたある日、
戦争が終わり倒産の風が吹いた。
彼は職を失い、都会を離れ故郷へと戻ってきた。
ダンジョン出現の知らせを聞き、
自分の居場所を求めアカデミーを訪ねたのだった。
K2000
来る日も来る日も清掃員と共に働いた。
意思をもたない機械であったが、
ある1人の清掃員でなければ調子が悪かった。
ある日、ダンジョンから這い出してきた魔獣に襲われ
清掃員は命を落とした。
そしてブラシとバキュームを
殺戮デバイスへと置き換えたのだった。
ントレヤナ
土地をめぐる二つの部族の争いがあった。
多くの血が流れる中、
戦士ントレヤナは敵対部族のリーダーに迫った。
「さあ俺の首を取れ」
目を閉じるのは敵のリーダールエンゾだった。
致命傷を負ったリーダーにントレヤナは残りの水を差し出した。
「お前を倒しても雨は戻らない。
あの北の空の下、はるか遠くで私を呼んでいる」と指差すのだった。
ネコ
討伐隊はダンジョンを徘徊する怪しい猫型の物体に遭遇した。
見開いた両目は遠く一点を見つめている、無表情、何もしゃべらない、一体何者なのか?
「どうだ、一緒に来るか?」の問いかけにも、
勿論何も答えなかった。
「何て呼べばいい?」
猫「……」
「じゃあ、ネコだ」
オウユー
若くして討伐隊隊長となった。
完璧で、厳格な立ち振る舞いが認められたのだった。
町の平和を一番に考え、軍人の教育にも余念がなかった。
「心配するな。私は死なない」
そう言ってダンジョンへと姿を消した。
妹は彼の引き出しから不穏なメモを見つけた。
『刺し違えてでも…』彼は何を知ったのだろうか。
バルトロ
最果てに生きたといわれたドラゴン族の末裔。
この世を守るために神がつくったとも、
この世を滅ぼすために神がつくったとも言われた。
いずれにせよ戦うために生まれてきたのかもしれない。
爪には巻かれた包帯があったという。
エバレス
第3次討伐隊隊長。
孤児として育てられた彼はいつしかホームを守る立場になった。
サーカス団の目にとまり、グラディエーターになった。
いつしか闇試合へとエスカレートしていった。
人々は彼の周りから去っていった。
力では何も解決しないと解っていても、
力が無ければ何もできない自分を呪った。
第2次討伐隊との連絡が途絶えた日、
アカデミーの校長ゲイシャブランは彼のことを思い出した。
プロデューサー 加藤弘彰
伊藤裕之さんから「お話や演出含め全体的にシンプルなデザインで、システムそのものが面白いRPG」の企画書を見せてもらったときの感想は「システムが面白いのであれば、凝ったデザインにした方がより売れるのでは?」でした(笑)
何度か話し合う中で、シンプルなデザインだからこそ状況を把握しやすくなり、ゲーム内の情報をヒントにどう攻略していくかを試行錯誤する「考えることが楽しい、ありそうでなかったプレイ体験になりそうだ」という想いに変わりました。
そうして完成したのが『ダンジョンエンカウンターズ』です。「RPGは特にシステムを楽しみたい」という方にはピッタリのゲームになっています!
ディレクター 伊藤裕之
数年ぶりに「RPG」の制作に携わることになりました。
作り方、必要要素をなんとか思い出し、どうにか完成に辿り着きました。
謎解き、塗りつぶし、倍速プレーなどを盛り込んで、なかなか面白い仕上がりになったと思っています。
「ちょっと気になるなぁ」と思ったらぜひプレイしてみてください。
キャラクターデザイン 伊藤龍馬
今回、キャラクターデザインを担当させてもらった伊藤龍馬です。
遊んでくれる方に気に入ってもらえるキャラクターがひとつでも多くあって欲しいと、どのキャラクターもデザインしました。
また、キャラクターを3Dにしてくれた開発会社のキャトルコールさんが、モデリング、モーションと素晴らしく仕上げてくれて、ゲームと合わせて遊んでくれた方に、気に入ってもらえたら嬉しいです。
ミュージックディレクター 植松伸夫 作曲家/株式会社ドッグイヤー・レコーズ代表/
有限会社スマイルプリーズ代表
シンセサイザーを使って演奏されたクラシック音楽はこれまでにも数多く存在します。 しかし、それがシンセサイザーではなく全てエレキギターの多重録音で作られたものとなると非常に数少ないのではないでしょうか?しかも、ゲームのBGMとしてはおそらく初の試みではないかと思います。
「エレキギターでクラシック音楽を奏でる」と聞くと、中には眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれません。
けれどもご安心ください。これはクラシック音楽ではありません。これはクラシック音楽を素材に使わせてもらった「ロック音楽」なのです。