World

世界観

神話の時代が終焉を迎えた
混迷の時代

戦乱に燻るロウテイル大陸の片隅で
ある盗賊が国を興した。
シュヴィア帝国と僣称するその国は、
統制が取れた兵と近代魔術と呼ばれる兵器を駆使し
瞬く間に大陸北西部を支配するまでに至った。

帝国の勢いに危機感を持った大陸の各国は
ロウテイル連合を
結成するも、
敗戦を重ね、領土を削り取られていった。

大陸が激しい戦禍に見舞われる中、
唯一、その戦禍の対岸にある国があった。
大陸北西の近海に浮かぶ島ディオフィールドを
統一する
オルティナ王国である。

大陸の戦況は連合国側に大国ヴェルマ連邦が
参戦すると
一気に膠着することになった。

帝国、連合ともに決定打を欠く中、
近代魔術に
必要な資源であるジェイドを求める
局地戦が激化する。
ジェイドが地中に眠るとされる
ディオフィールド島を
帝国、連合の各国は
俄かに注視し始めた。

古獣オーガスに護られし国――
オルティナ王国、
そこがまさに
戦地となろうとしていた

ディオフィールド島を取り巻く
家・勢力

オルティナ王国

オルティナ王国

ロウテイル大陸北西の近海に浮かぶ島、ディオフィールド島をシェイファム王朝が統一を果たして建国。
王政は200年以上が経過している。
島には近代魔術に必要な資源、ジェイドが眠るとされる。

シュヴィア帝国

シュヴィア帝国

盗賊トルベルト・シュヴィアが興した国。統制が取れた兵と近代魔術と呼ばれる兵器を駆使し、瞬く間に大陸北西部を支配する。連合軍とのジェイドを求める局地戦が激化する中、ジェイドが眠るディオフィールド島を注視し始める。
ロウテイル連合

テイル連合

シュヴィア帝国の勢いに危機感を持った大陸の各国が結成した連合軍。
帝国の勢いに敗戦を重ねるが、大国ヴェルマ連邦が参戦したことで戦況は一気に膠着。帝国と同様に、ジェイドが眠るディオフィールド島を注視し始める。

物語の舞
ディオフィールド島

ディオフィールド島

ディオフィールド島

ロウテイル大陸から海を挟んで存在する世界で6番目に大きな島。人類が存在する遥か大古から存在した古獣オーガスの死骸が多く残っており、魔術、魔法の源となる資源ジェイドが豊富にある。王都や大聖堂があり政治の中心であるセントラルフィールド、未だ開拓されていないフロンティアを除いて、東西南北の区画に分かれており、それぞれ独自の特色を持っている。

オルティナ王国

オルティナ王国

シェイファム王朝がディオフィールド島の統一を果たして建国。王政は200年以上が経過している。他国からの不可侵を唱えてきたため最低限の国交しか開かず、その独自の栄華を守ってきた。王都は国王が住居する城と川を挟んで大きな城下町で構成されている。

グランベル聖教

グランベル聖教

千年以上前に大陸で生まれた原理教から分かれ、ディオフィールド島内で独自に広まった宗派。思想理念は、ネイザル神を唯一神として崇めること。王国民は全て神の子であり、祈りによって魂が満たされるという教えである。総本山であるグランベル大聖堂はジェイドの影響が濃い土地にあり、地下には禁忌の魔術が封印されているとの噂がある。