人々を楽しませるコンテンツを
世に送り出すためには
法務の存在が欠かせない。
法務(2018年新卒入社)
私の仕事
私は入社後より主に契約書の作成・確認を担当しています。
ゲームや出版物などのコンテンツを扱う当社の事業では、外部の開発会社やイラストレーターとの契約、出版物に関する契約、施設の賃貸借や人材などの契約など、さまざまな面で契約書が関わってきます。
私は法務の立場から、それぞれの取引内容が適法かどうか、当社にとってリスクが無いかをしっかり確認しながら、契約書の作成・確認を行っています。
取引の種類が多いということは関連する法律の数も多く、民法、著作権法、派遣法など、多岐にわたる法律知識が必要となります。
また、契約書を作成するときには曖昧さのない明確な文章を書く必要があるため、文章力も重要です。
さらには、実務ではビジネスや開発の状況も把握していないと判断が難しい場面も多々あります。
法務は表から見えにくい仕事ではありますが、人々を楽しませるコンテンツを送り出すために欠かせない仕事であり、私はそのことに大きなやりがいを感じています。
仕事の醍醐味
私は法学部の出身であり、プログラミングやデザインなどができるわけではありません。
それでも、自分の持っているものを生かして好きなものに関わりたいと考えた結果、エンターテイメント企業の法務という道を選択しました。
現在の私はゲームや漫画自体を作っているわけではありませんが、契約書を通じて各部門の業務を支援しており、自分もエンターテイメント作りに携われている実感があります。
関わったゲームがリリースされてお客さまが盛り上がっているのを見ると、とても嬉しくなりますね。
また、特定のプロジェクトだけでなく、会社全体の動きや方向性を知ることができるのは、法務の魅力でもあります。
今後の目標は、契約書作成の能力を高め、より会社にとってリスクが低い契約書を締結できるようになることです。
今はまだ経験が少なく、自分1人だけでは各部門の相談に乗れないこともありますが、さまざまな相談に対してオールラウンドに対応できるようになりたいと考えています。
一日のスケジュール例
始業 メールボックスを開き、新しい案件が届いているかどうかをチェックします。また、対応済案件に関する回答等が来ていないかも合わせてチェックします。
定例ミーティング チーム内で集まり、案件内容や情報の共有を目的としたミーティングを行います。
契約書作成・確認 各部門からの依頼をもとに契約書を作成、確認を行います。契約書の締結まですべてシステム上で実施できる環境であるため、法務の業務自体はリモートワークでも完結可能です。
昼休憩 昼休憩の時間は毎日決まっているわけではなく、その日の業務に応じて切りの良いタイミングでお昼を取ります。
各部門と打ち合わせ 担当案件について、不明確な部分や確認が必要な事項は各部門と打ち合わせを行います。
契約書作成・確認 残りの契約書を作成します。1日のうち多くの時間を契約書の作成・確認業務が占めています。一日に対応する契約書の量は各部門の業務状況や、契約書の難易度によるため、一概に同じとは言えません。
顧問弁護士との相談 会社の施策において社内では答えが出ないような法的な疑問が生じたり、法的なトラブルが発生したりした場合には、顧問弁護士に相談し、問題の解決を図ります。
終業
私自身、入社後は右も左もわからないことばかりでした。
ですが、上司のレビューや先輩たちのフォローなど周りの支えや、外部の講習会などがあり、一つずつ知識を身につけることができました。
新人をフォローする体制がしっかりと整っているので、心配せず、ぜひ挑戦してください。
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