『FINAL FANTASY VII』シリーズに登場する巨大都市ミッドガルで、大きな存在感を持つ企業・神羅カンパニーの様子を伝えるコラム第4弾。今回は少し趣向を変えて、高圧洗浄のアルバイトで潜入したミッドガルの姿を紹介します。

　

第1弾：就職したい企業として大注目！憧れの「神羅カンパニー」を特別取材『FINAL FANTASY VII REMAKE』はこちら

第2弾：神羅カンパニー就職に向けて、ミッドガルを訪れてみた『FINAL FANTASY VII REMAKE』はこちら

第3弾：超巨大企業・神羅カンパニーで働く人々を調べてみた『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』はこちら

　

魔晄都市ミッドガルを拠点にする憧れの大企業・神羅カンパニーに就職するため、取材記事を調べたり、会社ツアーに参加したりと精力的に情報を集めてきた僕。

　

以前から続けている清掃のアルバイトに向かうと、ものすごいチャンスがやってきた。なんでも、アルバイト先の店長が、神羅カンパニーにつてがあるらしく、僕も連れて本社に出張して清掃作業をするらしい。そう、神羅カンパニーで働くことができるのだ！　完全に外部スタッフではあるけれど......。

　

依頼してくれたのは、リーブ・トゥエスティさん。神羅カンパニーのミッドガル都市開発部門総括で、魔晄炉の設計などにも関わるすごい人だ。

　

こんなに大きな企業から依頼が来るなんて、職人として名誉なこと。高圧洗浄機の手入れも済ませて万全な状態で仕事に取り組むぞ！

　

展覧会の成功に向けて、ハーディ＝デイトナ＆神羅sA-37式自動3輪を清掃

今回の仕事は、神羅カンパニーが開催する、ミッドガルの機械産業の歴史をテーマにした展覧会に向けたものらしい。実はその目玉となる2つの展示品「ハーディ＝デイトナ」と「神羅sA-37式自動3輪」が、そのままでは展示できないほど残念な状態で倉庫から見つかったようだ。展示を成功させるためにも、新品に見間違えるくらいきれいに掃除しよう。

　

想像以上の汚れ具合だ...でも大丈夫、この高圧洗浄機ならね！

　

神羅製の大型バイク「ハーディ＝デイトナ」は、最新のエンジンを搭載して圧倒的な馬力を誇りつつも、乗りこなすのがとても難しいことで知られるモデル。

　

訓練を積んだソルジャー・クラス1stたちなら、簡単に乗りこなせるのだろうか？　入社したらその様子も見られるんじゃないかと想像がふくらむ......。いやいや、今は仕事をきっちりこなすのみ！

　

重厚なボディや存在感のあるマフラー、前面に配置された特徴的なラミングバンパーを洗浄する。

　

もう一つの展示品である「神羅sA-37式自動3輪」は、大衆向けに開発された自動三輪車。丸みのあるレトロなフォルムがかっこいい。発色のいいボディを丁寧に洗浄しつつ、ゆったりとスペースが取られた荷台やドア周りなどの細かい部分も洗って、何とか清掃完了！　我ながらピカピカに仕上げることができた。

　

巨大兵器・ガードスコーピオンの隅から隅までを見られる貴重な機会

そんな都市開発部門での仕事ぶりを見て、今度は神羅カンパニーの治安維持部門統括・ハイデッカーさんから新たな依頼が！　今回の清掃対象は、巨大兵器の「ガードスコーピオン」。最新テクノロジーをつかった警備ロボットを清掃するなんて、さすがに初めての経験だ。

　

ガードスコーピオンに近づくと、ものすごい迫力。強化装甲のおかげで物理攻撃にめっぽう強く、6本の足で高くジャンプするなど、機動力も高いらしい。清掃のために下に潜ってみると......いやぁ、ものすごいスケール感に圧倒されそう。

　

普通はなかなか拝むことができない角度から見られることも、清掃作業ならではの楽しさだ。

特に大変だったのは、重力に逆らうように反り返ったサソリ型のテイル部分。階段状の足場も使いながら、ときには尻尾のてっぺんにも登って洗浄。なんとこの尻尾、雷のレーザーが出るらしい。少し怖気づきながらも、無事清掃完了！

　

憎き、ドン・コルネオ一味！七番街のバー「セブンスヘブン」の汚れを成敗

神羅カンパニーでの仕事がミッドガルで評判になっているらしく、別の依頼がやってきた。七番街のスラムでティファさんが経営するバー「セブンスヘブン」が、一晩にしてドン・コルネオ一味に汚されてしまったらしい。

　

ティファさんいわく、仲間の娘さんが来るまでにピカピカにしたいとのこと。なるほど、そういうことならお任せあれ！

店におもむくと、なんだこれ......!?　店内は汚れだらけで、想像の数倍以上に大変なことになっている。床や天井、カウンター、バックルームに至るまで、見渡す限り汚れでびっしりの空間はそう見られるものじゃない。さすが巨大都市ミッドガル、汚され具合も普通の街とはスケールがずいぶん違うみたいだ。

　

木材用の洗剤も使いながら、中央の大きなカウンターやキッチン、バックルームなど隅々まで清掃。詳しくは知らないが、この店はとある組織の拠点にもなっていたそうで......？ カウンターやテーブルには、バスターソードやガトリングガンも転がっている。バスターソードは、清掃中にメッセージをくれた元ソルジャー＆なんでも屋のクラウドさんのものらしい。

　

時間をかけてようやく、元のおしゃれなバーに戻すことができた。

　

ミッドガルの象徴、魔晄炉のジオラマ掃除に挑戦！

ミッドガルの仕事を終えて一息ついていると、リーブ・トゥエスティさんから新しい清掃の依頼がやってきた。なんでも、今度はより慎重な作業が求められるという。

　

再び神羅カンパニー本社に向かってみると、待っていたのはミッドガルに鎮座する魔晄炉の巨大なジオラマ！　細部までこだわって作られていて、これを掃除するのは大変な作業になりそうだ。

魔晄炉は複雑に入り組んでいて、細かいところまできれいにするのは、本当にひと苦労。ミッドガルの重要拠点をぐるーっと見渡すことができるのも圧巻で、こんな場所をつくりあげた神羅カンパニーのすごさを改めて実感した。いつか絶対に、この企業の社員として働きたい......！

　

「エアバスター」

最後にもう一つ、ハイデッカーさんから依頼が到着。神羅カンパニーの最新兵器「エアバスター」の清掃だ。新フラッグシップモデルのエアバスターは現在、耐久テストを実施していて、弾道ミサイルやコンクリート壁、モンスター、液状の魔晄兵器などをぶつけたらしい。

　

耐久テストでありとあらゆるもので汚れたエアバスターを、完璧に掃除していこう。

構造が複雑で、ホバリング性能があるスカート部分の上にあるビッグボンバー、胸部のドアと装甲、背中にある2つのリアキャノンなど、さまざまな場所を動かしながら洗浄。指先のフィンガービームも入念に洗ってピカピカに仕上げた。

　

今回の洗浄はこれにて無事終了！ リーブ・トゥエスティさんやハイデッガーさんにアピールすることもできたし、就職に向けたいい経験になったぞ。

　

依頼を受けたときはどうなることかと思った、ミッドガルでの清掃作業。神羅カンパニーが誇る最先端のテクノロジーを搭載した大型バイク「ハーディ＝デイトナ」や巨大兵器の「ガードスコーピオン」と「エアバスター」、ミッドガルの技術力を教えてくれる「魔晄炉」のジオラマ、規格外の汚れだったティファさんのバー「セブンスヘブン」――。

　

神羅カンパニーの影響が色濃くある場所を清掃するなかで、ミッドガルの魅力を改めて実感してしまった。今度こそ神羅カンパニーの正社員として来られるように、日々の仕事をがんばっていこう！

　

『パワーウォッシュ シミュレーター』無料DLC第2弾「ミッドガル特別依頼」とは　

高圧洗浄機でさまざまな汚れを落とし、日々のストレスをきれいさっぱり流せる『パワーウォッシュ シミュレーター』。無料DLC第2弾の「ミッドガル特別依頼」では、『FINAL FANTASY VII』でおなじみの「ハーディ＝デイトナ」や「セブンスヘブン」「魔晄炉のジオラマ」、さらには敵として登場する「ガードスコーピオン」や「エアバスター」をピカピカに磨く特別ミッションが収録されています。魔晄都市ミッドガルのあらゆる汚れをスッキリ洗い流しましょう！

　

『パワーウォッシュ シミュレーター』は、PlayStation®4、PlayStation®5、Nintendo Switch™、XboxOne、Xbox Series X|S、PC、Steamで発売中です。

Nintendo Switch™版は体験版も配信中！

　

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※本記事のゲーム画面は、Steam版のスクリーンショットを使用しています。

　

執筆：杉山仁　編集：ノオト