『FINAL FANTASY VII』シリーズにおいて大きな存在感を持つ企業・神羅カンパニーの様子を伝えるコラム第3弾。

『FINAL FANTASY VII REMAKE』内でミッドガルを訪れた前回 に続き、今回はその約7年前からを描いた作品『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』を題材に、神羅カンパニーで働く人々の姿を紹介します。

　

第1弾：就職したい企業として大注目！憧れの「神羅カンパニー」を特別取材【FINAL FANTASY VII REMAKE】はこちら

第2弾：神羅カンパニー就職に向けて、ミッドガルを訪れてみた『FINAL FANTASY VII REMAKE』はこちら

　

「魔晄」を使ったエネルギー事業を展開する巨大企業・神羅カンパニーへの入社を目指す就活生として、さまざまな情報サイトで会社のことを調べている僕。前回は本社があるミッドガルに赴き、会社ツアーや周辺の街を見学。ますます「この会社に入りたい！」と思うようになった。

そんな僕に、知人が面白そうなものを教えてくれた。それは、神羅カンパニーで働く人々の様子をまとめた過去の映像。どうやら7年ほど前のもので、今とは会社の規模や組織図はちょっと違っている。

でも、あの場所で働くさまざまな人々の姿がより分かるものになっているみたいだ。本気で就職を目指しているからこそ、神羅カンパニーのことをもっと知りたい！ 早速見てみよう。

　

仕事の舞台はミッドガル以外にも!?　さまざまな場所で活動する神羅カンパニーの人々

やっぱり巨大企業だけあって、神羅カンパニーの人たちは、本社ビル以外にも、さまざま場所で働いているらしい。例えば、本社ビルすぐ近くの八番街～LOVELESS通りでは、神羅軍が街を警備していたそうだ。

なんでも、お互いに治安維持を担当する神羅軍とソルジャーの間では、ちょっとしたライバル意識もあったようで、当時の神羅カンパニーで働く人たちの雰囲気が伝わってくる。

スラムと呼ばれていた伍番街の住人たちが露店を開くマーケットでも、神羅軍の兵士が警備を担当。時には、本社から遠く離れた地域まで赴いて治安維持活動をしていたそうだ。ミッドガルから遠く離れたウータイや雪山にまで仕事に行くことがあったと知って、改めて仕事のスケールの大きさにびっくりしてしまった。

今はさらに色んな場所に行くようになっているんだろうか？ 僕がもし受かったら、どんな場所で仕事ができるんだろう。そう考えるだけでワクワクしてくる。

ほかにも、総務部調査課では社長や社員のボディーガードを担当していたそうで、噂によると、ボディーガードの範疇を超えた仕事もしていたとか......!?

　

神羅カンパニーの本社オフィス＝神羅ビルはさまざまな職種の人たちでいっぱい

一方、地上から300メートル上空に浮かぶ空中都市・ミッドガルでひときわ目立つのが、神羅カンパニーの本社である「神羅ビル」。映像には、当時の本社ビルの1Fと、ソルジャーフロア、作戦司令室が映っていた。

1Fは吹き抜けの「ロビー」と神羅カンパニーの技術を紹介する「展示室」が一般に開放されていて、それ以外のエリアは社員IDごとに立ち入り可能エリアが制限されている。また、今では存在しないソルジャーフロアからは、以前の神羅カンパニーの様子も伝わってきそうだ。

まずは1F。一般開放されているこのエリアでは社員さんや警備担当の兵士、一般来場者の姿が見える。中でもフロアの奥にいたのが、神羅ビルインフォメーションセンターの女性社員さん。2人は受付として、ビルを利用する人々の案内を担当。左の社員さんは、当時はアイドル的な人気もあったソルジャーについて、かなり詳しい人だったみたいだ。

映像を見ていくと、ロビーには他にもスーツを着た社員さんがいる。都市開発部門の主任さんとその秘書の方は、スーツをバシッと着ていて、やり手のサラリーマンのような雰囲気。

一方で、ポーションを販売する社員さんもいて、一般来場者に人気を博していたらしい。近くには一般客の男の子もいて、もしかしたらこの子も試飲してみたのかな、と気になる。ちなみにこのポーション、神羅カンパニーのソルジャーには、無料で提供されていたそうだ。

同じく1Fの展示ルームでは、神羅カンパニーの歴史が分かるさまざまな製品を展示。『神羅sA-37式自動3輪』の展示場所では、案内役の女性社員さんと質問をする来場客の姿が見える。

近くでは、パイロットになれなかった後悔を語る社員さんがロケット「神羅26号」を見上げていた。当時は魔晄事業だけでなく、宇宙開発事業も積極的に行なわれていたらしい。こんなところからも、当時の神羅カンパニーの雰囲気がいろいろと伝わってくる。

　

地域の治安を守る！ ソルジャー部門で働く人たち

続いて、厳重なセキュリティを越えた先にある「ソルジャーフロア」は......、雰囲気が一変。戦闘のプロであるソルジャーたちが出入り口や通路を警備していて、「トレーニングルーム」「ブリーフィングルーム」「マテリアルーム」のそれぞれの扉も、頑丈で分厚いものになっていたみたいだ。

ソルジャーたちが訓練するトレーニングルームには、研究員も常駐。科学部門統括の宝条博士が顔を出すこともあったらしい。魔晄エネルギーは、治安維持にも使われているんだなぁ。

大きなモニターがあるブリーフィングルームでは、統括やソルジャーたちが作戦計画を話し合っていて、ガラス張りの部屋の外側にも警備役のソルジャーの姿が。ここに置いてある機械に登録して、ソルジャーたちがいろいろなミッションを進めていたらしい。

マテリアルームで働いているのは、白衣を着た研究員たち。大型装置を使って魔晄エネルギーの結晶・マテリアを合成する仕事をしていたそうで、中には、科学部門からソルジャー部門に異動になった人もいたらしい。

作戦司令室には、ソルジャー部門を統括していたラザードさんや、「ソルジャー・クラス1st」と呼ばれる最強の戦士たちが出入りしていたそう。ここまで大規模だったソルジャー部門が突如なくなった理由は分からないけれど、今では治安維持部門の一部になっているみたいだ。

スーツを着た社員さんからソルジャーの方々まで、神羅カンパニーで働く人々は社内メールシステムでつながっていて、社内報を見たり、個別にメール連絡をしたりしてコミュニケーションを取っていたそう。神羅カンパニーって、本当にいろんな人が働いていたみたいだ。

会社のことがいろいろとよくわかったな。でも、どうしてこんな映像があるのに世の中に出回っていないんだろう......？

映像を見て感じたのは、神羅カンパニーは、本当にたくさんの職種の人たちによって成り立っていること。新しい事業を計画したり、技術を開発したり、都市開発を進めたり、ミッドガルの治安を守る活動をしたり......。魔晄エネルギーを使って多くの人々に生活に欠かせないインフラを提供する企業だからこそ、仕事の内容も多種多様なんだな、と思わされた。

人々の生活を支えたり、守ったりできるこの会社に、ますます入りたい！ 絶対受かれるように、もっと会社のことに詳しくなって、就職活動も頑張るぞ！

『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』とは

＜ストーリー＞

『FINAL FANTASY VII』の物語から遡ること7年。

魔晄都市「ミッドガル」にある強力な軍事力と影響力を持つ「神羅カンパニー」。

神羅には強力な戦闘能力を持つ兵士の組織「ソルジャー」があり、そこにはソルジャー・クラス2ndのザックスが所属していた。

ザックスは先輩のソルジャー・クラス1stのアンジール、英雄としてその名を世界にとどろかせていたセフィロスと共に「ソルジャー大量失踪事件」を調査することになる。

『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION』は、PlayStation®4、PlayStation®5、Nintendo Switch™、XboxOne、Xbox Series X|S、Steamで発売中です。

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＜ストーリー＞

星に生まれ、星へ帰る、生命のサイクル――＜ライフストリーム＞。

星を循環する生命エネルギーを吸い上げ、＜魔晄＞として浪費する神羅カンパニー。

元ソルジャーのクラウドと仲間たちは、魔晄都市ミッドガルでの壮絶な戦いを経て広大な世界に足を踏みだす。

チョコボで草原を駆け、未知なる道を探し、星を巡る旅が始まる。

そのとき、ソルジャー・クラス1stのザックスは、ミッドガルにつづく荒野を歩いていた。

魔晄中毒になった親友のクラウドを支え、傷だらけの体をひきずりながら。

死線を越えた先で、見上げた空に広がる不気味な亀裂。

ウータイ暫定政府が率いる新たな勢力＜反神羅連絡会＞による宣戦布告。

空から来た厄災＜ジェノバ＞の遺体を運ぶ、黒マントに身を包んだ者たち。

星の危機を受け、ライフストリームの中で目覚める守護者＜ウェポン＞。

宿敵セフィロスによって運命は交差し、新たに再誕する。

『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は、PlayStation®5で2024年2月29日発売予定。現在、予約受付中です。

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※本記事のゲーム画面は、Steam版のスクリーンショットを使用しています。

執筆：杉山仁　編集：ノオト