大地より生み出される無限の富によってきらびやかに繁栄した世界。
富める者はその富をさらなる富を得るために使い、町は黄金に彩られた。
その一方で町の外では命を軽んじられた貧しき者たちが労働力として明日も知れぬ生活を送っていた。
富める者と貧しき者、この世界においてそれらはもはや別の生き物とみなされていた。
やがて、富める者の欲望はすべての富の源「黄金獣の伝説」へと行き着く。
富豪たちは競って優秀なトレジャーハンターを囲い、黄金獣を探し求めた。