STORY

西暦2127年12月 黒海近傍に位置する『ガルモーニヤ共和国』は隣国『ルテニア共和国』に対し 突如宣戦を布告 国境の町『ノヴォスラヴァ』への侵攻を開始した 奇襲を受けた ルテニア軍の防衛部隊は総崩れとなり戦いは 瞬く間に終わったかに見えた しかし その傍らで戦禍のもとに取り残された人々の「生存」を懸けた戦いはいままさに 始まろうとしていた

CHARACTER

  • ミハイル・アレクサンドロヴィチ・シュヴァーロフ
  • オリガ・セルゲーヴナ・カリーニナ
  • レオニード・フョードロヴィチ・オステルマン
  • ルスラン・アルセーニエヴィチ・イズマイロフ
  • ソフィア・グリゴーリエヴナ・アレクセエヴァ
  • イヴァン・ニコラエヴィチ・ザイツェフ
  • パトリック・ルメール
  • アンドレイ・ルキヤノヴィチ・ボロディン
  • ユリア・パヴロヴナ・スミルノワ
  • ミハイル・アレクサンドロヴィチ・シュヴァーロフ
    ルテニア陸軍第二機動小隊所属のヴァンツァーパイロット。
    経験は浅いながらも、パイロットとしての基礎能力は高く評価されている。一方で軽微な規律違反行為が目立ち、軍内部では問題児扱いされることが多い。
    ガルモーニヤ軍の急襲を受けてノヴォスラヴァ市街の防衛にあたるが、敵主力と目されるヴァンツァー部隊に遭遇、部隊は壊滅的打撃を受け、自身の搭乗する機体も大破する。かろうじて機体からの脱出には成功するものの、周囲に友軍の姿はなく、孤立してしまう。
  • オリガ・セルゲーヴナ・カリーニナ
    ノヴォスラヴァ市警察の警察官。
    かつてはガルモーニヤ軍のヴァンツァーパイロットであったが、ノヴォスラヴァの解放運動に伴って発生した軍と民衆との武力衝突に巻き込まれる形でひとり娘を失い、それを契機に除隊する。
    ルテニアによるノヴォスラヴァ併合に際して同国国籍を取得。以後警察官となる。
    警察官としても優れた能力を発揮し、ノヴォスラヴァの治安改善に奔走しているものの、一部からは独断による単独行動が目立つと評されている。
    ノヴォスラヴァ市内で頻発する人身売買事件を追っている。
  • レオニード・フョードロヴィチ・オステルマン
    ノヴォスラヴァ解放運動グループ「NGFP」のもと幹部メンバー。
    もともとは傭兵であり、グループが武力闘争を激化させていくに従って用心棒役として雇用された。グループと活動を共にするに連れて次第にその理念に共感、中核メンバーとして武力闘争を統括する立場となる。
    後にグループの指導者が暗殺されると、その実行犯として捕らえられ、死刑判決を受ける。本人は一貫して犯行を否定し、その動機も不明であったが、複数の物証の存在が判決を決定づけた。公には既に刑は執行され、死亡したことになっているが、実際には投獄され続けており、ノヴォスラヴァ市街での戦闘勃発に紛れて脱走した。自らが罪を着せられた経緯も、その後生かされ続けた理由も、彼自身は何も知らない。
  • ルスラン・アルセーニエヴィチ・イズマイロフ
    ノヴォスラヴァ解放運動グループ「NGFP」のもとリーダー。
    ノヴォスラヴァのガルモーニヤからの離脱を主張する団体、「民衆のための新たなる栄光(New Glory For the People)」を設立。優れたリーダーシップと高いカリスマ性を持ち、素人集団であったNGFPを瞬く間に本格的な組織へと成長させた。
    運動末期、同グループのメンバーであり、彼の右腕と評される人物レオニード・オステルマンによって暗殺されたはずだったが、その二年後、戦渦に包まれるノヴォスラヴァ市街で目撃される。
  • ソフィア・グリゴーリエヴナ・アレクセエヴァ
    ノヴォスラヴァ解放運動グループ「NGFP」のもとメンバー。
    ルスランの秘書役として行動を共にしており、その理念に深く心酔していた。
    ルスラン暗殺後、急速に推し進められていくノヴォスラヴァ併合の影で、カリスマを失ったNGFPは内部分裂を繰り返し、自然消滅的に活動を休止した。
    悪化する治安と経済の中、彼女もまた、苦しい生活を強いられている。
  • イヴァン・ニコラエヴィチ・ザイツェフ
    ミハイルの前に立ちはだかる、敵軍のヴァンツァーパイロット。
    パイロットスーツの特徴は、北方の強国ザーフトラのそれと類似性がみられることから、ノヴォスラヴァへと侵攻したガルモーニヤ軍に対する、同国からの協力者と推測される。
    ノヴォスラヴァで極秘製造されているというヴァンツァーを捜索する密命を帯びており、それに関与しているブーニンという人物を追っている。
  • パトリック・ルメール
    E.C.フランス出身のフリージャーナリスト。
    戦いのさなかにあるにも関わらず、ミハイルに取引を持ち掛ける怪しい雰囲気の漂う男。
    独自の情報源からノヴォスラヴァでの戦争勃発を予期し、取材に訪れていた。
    戦争の背景に、新型ヴァンツァーのデータ盗難事件が存在していると睨んでおり、事件の証拠を追っている。
  • アンドレイ・ルキヤノヴィチ・ボロディン
    ガルモーニヤ陸軍士官。オリガのガルモーニヤ軍時代の上官。
    戦闘の混乱に乗じて、連続行方不明事件への関与が疑われる医師ラヴロフを殺害するなど、侵攻作戦の陰で独自に行動しているが、その目的は不明。
    元部下であるオリガに強い執着を持っており、偶然の再開ののち、執拗にそのあとを追い始める。
  • ユリア・パヴロヴナ・スミルノワ
    ノヴォスラヴァ市街をさまよう孤児の少女。
    かつてノヴォスラヴァでは、ガルモーニヤ共和国からの離脱を訴える市民による解放運動が盛んに行われており、それに伴って発生した暴動によって両親が死亡。以降は児童福祉施設「等しき家族」に引き取られていた。
    少女を守ろうとするオリガを何故か拒絶し、戦場をさまよっている。

WANZER

  • ヴォルク
  • ゼニス HW2
  • ジラーニ P3
  • ヴォルク
    ノヴォスラヴァで極秘製造されていた新型ヴァンツァー。
    可変式の装甲機構など、随所に従来のヴァンツァーとは異なる設計が採用されており、次世代規格を見据えた実験機であるとも推測される。
  • ゼニス HW2
    ジェイドメタル・ライマン社製のヴァンツァー。
    世界標準機を目指して設計されたHWシリーズの2代目となる機体で、従来よりもローラーダッシュの機構が強化されている。
    「欠点のないことが欠点」と言われるほど、あらゆる面で安定したパフォーマンスを発揮し、各国の正規軍をはじめ、傭兵などのベテランにも愛好者は多い。
  • ジラーニ P3
    ドミトーリ公社製ヴァンツァー。
    ザーフトラおよび周辺国に多数配備されている。
    ボディ上面が平面化されており、随伴歩兵を搭載するなどの運用が可能。また脚部の変形機構により、体高を低くして前面投影面積を減らすことができるなど、意欲的な設計が盛り込まれている。
  • 腕部武装
    おもにマシンガンやショットガンなどの汎用性の高いものが装備される。今作では弾薬の補給などはできず、使い切った武器は破棄するしかないが、撃破した敵機が落とす腕部武装を奪って使用することが可能。なかには近接武器もある。
  • 肩部武装
    腕部と異なり、武装を交換することはできないが、ロケットやミサイルランチャーなど、非常に強力な武装が搭載されることが多い。
  • ローラーダッシュ・ステップ
    ヴァンツァーは歩行での移動には向かないが、「ローラーダッシュ」を使うことで高速で移動することが可能。敵機にローラーダッシュで衝突するとタックル攻撃を行う。また短距離を瞬時に移動できる「ステップ」は、敵の攻撃をかわすのに役立つ。

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