職種インタビュー

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第一開発事業本部
リードアーティスト
齋藤 栄治

 
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スクウェア・エニックスの 「アーティスト(デザイナー)」はキャラ・BG・モーション・エフェクト・メニュー・カットシーン・アートといった専門職種ごとに細分化され、セクションと呼ばれるチームをプロジェクト毎に形成し日々開発業務に従事しています。

各セクションはそれぞれ特化したスキルを持つアーティスト集団ではありますが、最終的にはすべてのデザイナーセクションがビジュアルによってお客様のゲーム体験をより豊かにすることを目的として活動しています。専門職ごとの組織編制であることからもしかしたら専門の制作スキルのみを磨き上げれば周囲から認められ尊敬されると考えてしまうかもしれません。しかしSD画質時代においては専門スキル特化型のエースの活躍がゲーム品質を牽引することもありましたが、昨今の大規模化したHD開発現場は多くの人が関わるチーム制作であることから個々の専門スキルの他に俯瞰的視点やコミュニケーションスキル、メンバー育成、タスク管理といった運営的な能力も(特にリーダーに)求められるようになってきています。

スクウェア・エニックスの開発環境はとても恵まれていると思います。利便性の高い都市である東京新宿、大阪梅田にそれぞれオフィスを構え、オフィス内はLoungeGardenSalonSKY OASISといったコミュニケーションスペースが充実し、開発エリアの1人あたりのブース面積もゆとりがあり、ストレスなく仕事に集中することができます。プロジェクトにアサイン直後から開発に必要な最新機材やツール類が潤沢に与えられ、使用者が少ない特殊なソフトも必要性が認められれば購入してもらえます。新しいツールを使用する際はラーニング期間を設けてもらえますし、希望を出せば社外で開催されるセミナーやトレーニングへの参加も後押ししてくれます。プロジェクトで解決できない問題はイメージ・スタジオ部やテクノロジー推進部といった社内のより尖った部署の力を借りることも可能です

こうした環境の下で比較的に自由に制作を任せてもらえるのが スクウェア・エニックス流の開発体制と人材育成で、特に有名IPの開発現場において自律性が与えられることは大変なプレッシャーなのですが、個人の技能と周囲のサポート、チームの力で課題を1つ1つクリアして自身の成長に繋げていくことがスクウェア・エニックスでの仕事の最大の面白さだと思います。

現在のさまざまなプラットフォーム、デバイス、環境でコンテンツを遊べる時代においてスクウェア・エニックスのバラエティに富んだコンテンツと『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』『キングダム ハーツ』に代表される強力なIP資産は大きな強みです。専門スキルの更なる熟達を望む方は落ち着いた社内環境と大規模開発体制の下に集った確かな技術を持つメンバーが必ず成長を後押ししてくれますし、リーダーやマネジメントなど新たなキャリアを模索される方にとってはスクウェア・エニックスの多様なゲームタイトルの数だけ可能性があると考えることができます。どちらの方も、ご応募おまちしております。