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テクノロジー推進部
ジェネラル・マネージャー
長谷川勇

 
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スクウェア・エニックスでは、テクノロジー推進部やAI部において研究開発と社内開発のための技術支援を担っています。ここではテクノロジー推進部の活動を中心に、当社の研究開発について紹介させていただきます。

近年のハードウェア・ソフトウェアの進化に伴い、ゲームの表現力は大きく向上しました。これは同時に、様々な最先端の技術のエキスパートが開発に必要となるため、HDゲーム開発の難易度の向上をも意味します。加えて各社さらなる技術開発によりゲームの競争力を向上させるためにしのぎを削っているのが現在の状況であり、こうした革新的な技術を保持し、新たに生み出すことが、研究開発の必要性の一つです。また、研究開発のもう一つの必要性が生産性向上です。前述の技術の進化に伴い、ゲームの世界は広大になり、使用されるアセットのクオリティ・密度ともに向上しています。これは開発コストの増加にも繋がるので、これを低減するためには研究開発による生産性向上が不可欠です。さらに、こうした研究開発を支えるために広範な技術領域をカバーする必要があります。当社の研究開発部門では、レンダリング、アニメーション、サウンド、物理シミュレーション、ゲームAI、機械学習、開発ツール、ワークフロー、ネットワーク、データ分析、XR、ソフトウェア工学など幅広い分野のエキスパートが協調し研究開発を行っています。

なお、研究開発と技術支援を担っていると書きましたが、これらを同じ部門が担当するのは不思議に思われる方もいるかもしれません。タイムスケールや繁忙期の波が大きく異なり、必ずしも両立しないためです。しかし我々は、この研究開発と技術支援こそが当社の研究開発部門の両輪であり、どちらか一方ではなく双方をバランスよく行うことが必要と考えています。研究開発で得られた技術的シーズを、技術支援として開発現場に展開し、またその技術支援を通して得られた現場のニーズから次の研究開発に繋げる。こうしたループを回すことが、研究開発を行う部門の主要な活動サイクルであり、研究開発と技術支援のどちらもお互いが必要不可欠なものです。さらにこうしたサイクルを回すことで、研究開発を現場での要求に即したものにできます。

また、当社の研究開発部門の大きな特徴であり、大事にしている点がダイバーシティです。テクノロジー推進部では、半数以上のスタッフが海外出身です。これは日本のスタジオでは大変珍しい環境なのではないかと思います。必ずしも全員が日本語を話せるわけではありませんし、皆が多様なカルチャーを持つので、コミュニケーションの難易度は他より高いかもしれません。一方グローバルなリソース・人材にアクセスでき、技術力の保持という点で海外スタジオと肩を並べることができる大きな要因の一つです。

社外とのコラボレーションも特色の一つです。スクウェア・エニックスグループの海外スタジオやベンダーとの協業、国内外の大学との共同研究、国際会議の運営への参加など、研究開発部門の多くのスタッフが様々な取り組みで活躍しています。

技術力を高めたい・活かしたい、グローバルな環境で働いてみたい、一企業を超えた研究開発に参加してみたいという方はぜひご応募ください。

テクノロジー推進部:http://www.jp.square-enix.com/tech/