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テクニカルアーティスト

第三開発事業本部
リードアーティスト
鈴木健夫

テクニカルアーティストは解決する人!

なにが出来ればテクニカルアーティストになれますか?とたまに聞かれるのですが「このスキルがある人がテクニカルアーティスト」という明確な定義はありません。では、実際にどんな人がテクニカルアーティストとして活躍しているかというと、非常に多種多様です。ファイナルファンタジーのような大型タイトルでは大量のアセットを効率的に制作する手法を見いだしてツールやワークフローの整備をして貢献している方もいますし、リグ制作に特化して活躍しているリガーもいます。また新規タイトル制作では新技術の導入に参加して新たな表現手法を産み出す貢献をしている方もいますし、テクニカルアニメーターとして、どのようなアニメーションアセットやプログラムを用意すれば良いかを考えながら、関連セクションと協力して実機組み込みをしている方もいます。このように担当するプロジェクトやセクションによって達成すべき目標は違うのですが、ゲーム開発においてのアートと技術の様々な問題解決をしていく人たちがテクニカルアーティストだと自分は考えています。

必要なのはコミュニケーション能力と様々な知識・スキル!

様々な問題解決をしていく上で必要なのはまずコミュニケーション能力です。問題解決のためにアーティストとエンジニアの橋渡しをする事が多いのですが、それぞれの立場だけでなく考え方や大事にしている部分までを理解して折衝していく事が必要になってきます。また、橋渡しの際に「この機能を追加してほしい!」「このソフトウェアを導入してほしい!」と言われる事が多いのですが、言われた事をそのまま実現するのではなく、何故そういった要望が出てきたのかという点に注目し、その根本解決をするための最善策を提案できる力も重要です。そういった意味では単に話が通じる人になるだけでなく、問題の本質を捉える力や提案力も必要になってきます。

また、問題解決を図るためには、その問題に関連した武器も必要になってきます。例えばワークフローを理解して実際にグラフィックアセットを制作できるアーティストスキルや、プログラムやスクリプトを駆使して処理を軽減したり新たな表現を産み出すようなエンジニアスキルは、テクニカルアーティストにとって強力な武器になります。またスキルだけでなく、HD制作におけるPBR制作手法やプロシージャル制作手法等の知識、スマートフォン制作における各バードスペックや汎用エンジンの描画に対する知識なども問題解決には不可欠です。

転向組も多いので、まずは持っている武器でアピールを!

ここまで読むとテクニカルアーティストへの応募は敷居が高いと感じられるかもしれませんが、恐れる必要はありません!実は社内で活躍している人の多くはアーティストやエンジニアからの転向組で、映像制作といった他業種からの転職も多いのが特徴です。自分も元々はWeb制作をした後にゲームのアニメーターとしてキャリアを積んできましたが、DCCツールプラグインやワークフローなどに興味を持ちテクニカルアーティストに転向しました。ですのでテクニカルアーティストとしての実績が今は無かったとしても、既に何かしらのキャリアをお持ちの方は、自分にどのような武器があり、いままでにどのような解決を図ってきたかを是非アピールしてもらえればと思います。

スクウェア・エニックスでは家庭用ゲームからMMORPG、スマートフォンタイトル、映像制作、研究開発まで様々なプロジェクトが存在し、求められる目標ややりがいも数多く存在します。その中にはきっと自分の持っている武器を活かせる場があると思いますし、さらに成長していける環境があると思いますので、是非ご応募をお待ちしています!