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スクウェア・エニックスで「働く」ストーリー
こんにちは、スクウェア・エニックス 人事部 採用担当 平山です。
コミック、グッズ、イベント、そしてコラボカフェ。スクウェア・エニックスのマンガ作品の多様な広がりを支えているのが、作品とファンをつなぐ「ライセンス担当者」の存在です。
今回は、出版IPマネジメントディビジョンで活躍する門馬さんにインタビューを実施しました。出版社だからこそ実感できるIPビジネスの醍醐味や仕事の裏側を語っていただきました。ぜひご覧ください!

出版事業本部 出版IPマネジメントディビジョン 門馬 由幸
門馬さんのこれまでのご経歴と当社に入社した理由を教えてください。
学生時代の就職活動では、アニメやマンガに関わる仕事に就きたいと考えていましたが、当時はなかなか希望する業界への就職が叶いませんでした。そこで一度はエンターテインメント業界への挑戦を諦め、英語力や接客経験を活かせる外資系ホテルに入社しました。ただ、その時点でエンターテインメント業界への思いを完全に諦めたわけではなく、まずは社会人として経験を積み、その後エンターテインメント業界へ転職することを目標としていました。
ホテルではイタリアンレストランやロビーラウンジのウェイターとして約2年間勤務し、お客様対応をはじめ、社会人としての基礎やホスピタリティを学びました。その後、デザイン関連企業へ転職し、アニメ会社へ出向する機会をいただきました。そこで約5年間、日本を代表する人気IPの商品やゲームなどに関する監修業務を担当しました。取り扱う案件数は非常に多く、日々さまざまな判断や調整が求められる環境でしたが、この経験で培った知識やノウハウは現在の業務にも大きく活かされています。
監修業務そのものには大きなやりがいを感じていましたが、次第に「監修だけでなく、営業や事業推進のような立場でもIPに携わりたい」「ライセンシー側だけでなく、出版社側の立場からもビジネスを経験したい」と考えるようになりました。
そうした希望を実現できる環境を探す中で、数多くの魅力的なIPを保有し、国内外で幅広い展開を行っているスクウェア・エニックスに魅力を感じ、入社しました。ライセンシー側で培った監修や商品化の経験を活かしながら、今後は出版社側の立場からIPビジネスに携わりたいと考え、スクウェア・エニックスであれば、その想いを実現できると感じたことが、入社を決めた大きな理由です。
現在の業務内容を教えてください。
私は出版IPマネジメントディビジョン(以下、出版IPM)で、マンガ作品を活用したライセンスアウトの窓口を担当しています。
主な業務は、ライセンシーからいただく商品化の企画提案の窓口となり、作品の魅力を活かしながらビジネスとして成立する形へ導くことです。
具体的には、ライセンシーとの商談や提案内容の確認、社内関係部署や編集部との調整、契約締結に向けた各種手続き、商品や告知物の監修などを行っています。また、企画内容だけではなく、スケジュールや収益性、取引先の信用状況なども確認しながら、総合的な観点で判断することが求められます。作品の魅力を最大限に活かしながら、原作者や編集部、ライセンシーなど関係者それぞれの考えを調整し、実現可能な形に落とし込んでいくことも重要な役割です。
担当作品や案件数も多いため、日によって業務内容は大きく変わりますが、まずはメールやチャットを確認し、進行中案件の状況を整理することから一日が始まります。その後は社内外の打ち合わせや企画審査、取引先との商談などを行い、空いた時間で監修対応や資料作成、各種確認業務を進めています。
また、商品化だけではなく、コラボカフェや展示会、トークイベントなど幅広い企画に関わる機会があり、作品によって求められる対応も異なります。そのため、原作者や編集部と連携しながら作品の魅力や世界観を守りながら、ライセンシーなど多くの関係者と連携して最適な形を模索していくことが、この仕事の大きな特徴だと思います。
案件ごとに状況が異なるためルーティンワークは少なく、日々新しい課題に向き合いながら判断を重ねていく仕事ですが、その分、自分が関わった企画や商品が世の中に出て、多くの方に楽しんでいただいている様子を見た時には大きなやりがいを感じています。

ライセンスに関わることの面白さを教えてください。
ライセンス業務の面白さは、一つの作品からさまざまな新しい価値を生み出せることだと思います。
マンガ作品は単行本や電子書籍を読んでいただくだけでなく、グッズやイベント、コラボ企画などを通じて、新たな形でファンの方々に楽しんでいただくことができます。
ライセンス担当は、その企画の最初の窓口として関わるため、「この作品ならどのような商品や企画がファンの皆様に喜ばれるだろうか」を考えながら提案内容を検討しています。また、同じ作品であっても、ライセンシーや企画によって求められる内容が大きく異なります。商品のデザインや販売方法、イベントの実施内容などを作品ごとに検討し、編集部やライセンシーと相談しながら最適な形を模索していく過程にも大きな面白さがあります。単純に企画を許諾するだけではなく、「作品に合っているか」「ファンの皆様に喜んでいただけるか」「ビジネスとして成立するか」といった複数の観点から判断できることも、この仕事ならではの魅力だと感じています。
特に出版IPMでは、作品を一番近くで支えている編集部と連携しながら仕事を進めるため、作品への理解を深めながらビジネスを考えられる点が魅力だと感じています。作品の世界観や先生方の想いを尊重しつつ、どうすれば作品の魅力をより多くの方に届けられるかを考え続けることが、ライセンス業務の醍醐味だと思います。
どんな時にやりがいを感じますか。
仕事をする上で最もやりがいを感じるのは、自分が関わった企画や商品が実際に世の中に出て、多くのファンの方々に楽しんでいただいている様子を見たときです。ライセンス業務は企画の立ち上げから商品発売まで長期間にわたることも多いため、無事に形になったときの達成感は非常に大きいです。作品とファンの方々をつなぐ役割を担えることが、この仕事の一番のやりがいだと感じています。
スクウェア・エニックスで働く魅力はどんなところでしょうか。
当社で働く魅力は、国内外で高い人気を持つ数多くの作品に携われることだと思います。作品ごとにファン層や展開方法が異なるため、同じ仕事の繰り返しになることがほとんどありません。商品化、イベント、コラボ企画など幅広い提案に触れることができ、常に新しい挑戦ができる環境だと感じています。
また、出版社でありながらライセンスビジネスにも力を入れているため、作品づくりに近い立場の編集部と連携しながら、作品の価値をどのように広げていくかを考えられる点も大きな魅力です。作品の世界観を守るだけではなく、新たなファンとの接点を創出し、作品の可能性を広げていけることは、当社ならではの経験だと思います。
私自身、前職ではライセンシー側で監修業務を担当していましたが、現在は出版社側の立場として企画の判断や事業展開に携われるようになりました。作品の魅力をどのように届けるかを考えながら、多くの関係者と協力して新しい価値を生み出していけることが、この仕事、そしてスクウェア・エニックスで働く一番の魅力だと感じています。

仕事の難しさを感じるのはどんな時ですか。
ライセンス業務で難しさを感じるのは、多くの関係者の考えを調整しながら最適な答えを導き出さなければならない場面です。
商品化を進める際には、作品やキャラクターへの想いを持つ編集部や先生方、商品として成立させたいライセンシー、それぞれに異なる考えや要望があります。
単純に企画を進めるだけではなく、作品の魅力や世界観を守りながら、関係者全員が納得できる形を模索していく必要があります。
また、監修業務では先生方や編集部が求めるクオリティを正しく理解し、それをライセンシーに伝えることも重要な役割です。時にはデザインや仕様について追加の修正をお願いすることもありますが、単に修正を依頼するのではなく、その意図や背景まで丁寧に説明しながら進めることが求められます。作品の価値を守るために妥協できない部分と、ビジネスとして実現するために柔軟に対応できる部分を見極めることは、非常に難しいと感じます。
さらに、商品化案件はそれぞれ進行スケジュールが異なるため、複数の案件が同時期に重なると業務量が一気に増えることもあります。限られた時間の中で優先順位を判断し、社内外の関係者と連携しながら案件を進めていく必要があるため、スケジュール管理や調整力も欠かせません。
ただ、そのような難しさがある一方で、多くの関係者と協力しながら課題を一つひとつ乗り越え、自分が携わった商品や企画が形になった時には大きな達成感があります。調整や判断が求められる場面が多い仕事だからこそ、ライセンス業務ならではの面白さややりがいがあると感じています。
出版IPMの働く環境や活躍している人たちについて教えてください。
出版IPMの業務は基本的に担当者ごとに案件を持って進めるため、一人ひとりに大きな裁量があります。そのため、自ら考えて判断しながら仕事を進めていく場面が多いです。もちろん、案件の進め方に迷った時や判断に悩む時には、チーム内で相談したり、情報共有を行ったりすることも日常的にあります。担当案件はそれぞれ異なりますが、お互いの案件状況を共有しながらコミュニケーションを取っているため、困った時には相談しやすい環境だと思います。
活躍している人に共通しているのは、作品やIPへの興味・関心を持ちながらも、相手の立場を理解して物事を整理できる人だと感じています。ライセンス業務では、編集部、ライセンシー、社内関係部署など多くの関係者と関わるため、自分の考えだけではなく、相手の意図や背景を理解しながら調整できる力が重要になります。
また、オンとオフの切り替えがしっかりしている人が多いのも印象的です。仕事中は真剣に案件と向き合っていますが、プライベートの時間を大切にしているメンバーも多く、趣味や家族との時間を楽しみながら働いています。メリハリをつけて働ける環境が整っていることも、出版IPMの魅力の一つだと思っています。
私自身も日々多くの案件に携わっていますが、一人で仕事を進める裁量と、困った時には周囲に相談できる安心感の両方があることが、出版IPMの働きやすさにつながっていると感じています。

どんな人がこの仕事に向いていますか。
ライセンス営業と聞くと営業力が重要だと思われがちですが、個人的には「調整力」と「主体性」を持っている人が向いていると感じています。
ライセンス業務では、編集部、先生方、ライセンシー、社内関係部署など多くの関係者と連携しながら案件を進めます。それぞれ立場や考え方が異なるため、自分の意見を伝えるだけではなく、相手の意図や背景を理解しながら物事を整理し、最適な落としどころを見つける力が求められます。
また、担当案件は基本的に個人で進めるため、自ら考えて行動できることも重要です。誰かから細かく指示を受けて動くというよりも、状況に応じて何を優先すべきかを判断し、関係者とコミュニケーションを取りながら案件を前に進めていく場面が多くあります。
そのため、一人で抱え込むのではなく、困ったときに素直に相談したり、周囲と積極的にコミュニケーションを取ったりできる人は活躍しやすいと思います。出版IPMは個人で案件を担当することが基本ですが、チーム内で情報共有や相談を行う場面も多いため、周囲と協力しながら仕事を進められることは非常に大切です。
加えて、作品やIPへの興味関心を持ち、「どうすれば作品の魅力をより多くの方に届けられるか」を考えることを楽しめる人にも向いていると思います。商品化やイベントには正解が一つではないため、ファンの皆様に喜んでいただける企画を考え続ける姿勢が求められます。
特別な経験や知識ももちろん役立ちますが、それ以上に、相手の立場を理解しながら調整できること、自ら考えて行動できること、そして周囲と円滑なコミュニケーションを取りながら前向きに仕事を進められることが、この仕事で活躍するための大きなポイントだと思います。
これから当社へ応募される方へのメッセージをお願いします。
出版IPMの仕事は、作品やIPが好きなだけでは務まらない部分もありますが、その一方で作品の魅力を多くの方に届ける仕事に携わることができる非常にやりがいのある仕事です。
ライセンス業務では、編集部やライセンシー、社内関係部署などさまざまな方と関わりながら案件を進めていきます。そのため、自ら考えて行動できることはもちろん、相手の立場を理解しながらコミュニケーションを取れることがとても重要になります。
担当案件は基本的に一人で進めることになりますが、困った時にはチーム内で相談したり、情報共有したりする文化があります。自分で考えて動きながらも、周囲と協力して仕事を進められる方であれば、きっと活躍できると思います。
私自身、ライセンシー側と権利元側の両方を経験してきましたが、スクウェア・エニックスには数多くの魅力的な作品があり、その価値をどのように広げていくかを考えられる面白さがあります。商品化やイベントなどを通じて、作品とファンの皆様をつなぐ仕事に興味がある方には、とても魅力的な環境だと思います。
作品やIPが好きな方はもちろんですが、それ以上に人と関わることが好きな方、周囲とコミュニケーションを取りながら物事を前に進めることにやりがいを感じる方と、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです。
